インドネシア人が日本で運転免許を書き換える方法
日本に住む外国人の方にとって、運転免許証の書き換えは重要なステップです。インドネシア人が日本で運転免許を取得するための手続きは、日本の法律に基づいて行われますが、母国での免許証を日本の免許に書き換えることで、試験の一部を免除される場合があります。
この記事では、インドネシア人が日本で運転免許を書き換える際のステップとポイントについて解説します。
私は付き添いで何回も免許センターにいっとことがあります。
その時の注意点等この記事では書いていますのでぜひ参考にしてください。
*但し、私の場合は千葉県の幕張免許センターでの場合ですのでご注意ください。
1. 運転免許の書き換えとは?
外国人が日本で運転免許を取得するためには、通常は日本での筆記試験や実技試験を受ける必要があります。しかし、特定の国で発行された運転免許証を持っている場合、その免許証を日本の免許に書き換えることができます。
インドネシアは、日本の運転免許の書き換えが認められている国の1つです。
ただし、母国の免許証が発行されてから少なくとも3か月以上その国に滞在していたという証明が必要です。これがない場合、免許の書き換えはできません。
2. 書き換えの基本条件
運転免許証の書き換えにはいくつかの条件があります。以下にその主な条件を紹介します:
- 有効なインドネシアの運転免許証を所持していること
- インドネシアで免許証が発行された日から、3か月以上その国に滞在していた証明があること
- 日本に在住していること(住民票が必要)
これらの条件を満たしている場合、運転免許証を日本の免許証に書き換える手続きを進めることができます。
3. 必要書類(ここが一番重要)
運転免許の書き換えを行うには、次の書類を準備する必要があります:
- インドネシアの運転免許証(原本)
- その運転免許証の日本語翻訳文
- 翻訳は日本自動車連盟(JAF)で公式に翻訳されたものが必要です。
https://jaf.or.jp/common/visitor-procedures/switch-to-japanese-license
- 翻訳は日本自動車連盟(JAF)で公式に翻訳されたものが必要です。
- 自動車免許更新履歴書
- インドネシアで取得する必要があります。
- 免許を取得してから3ヶ月以上インドネシアにいたことを証明するための書類です。
- 自動車免許更新履歴書は、英語と日本語の翻訳文を用意して駐日インドネシア大使館にて承認印をもらうことで、証明書として使用することができます。
- 在留カードまたは特別永住者証明書(原本)
- パスポート(原本)
- 過去にインドネシアに滞在したことを証明するため、パスポートの入出国スタンプの確認が重要です。
- 住民票
- 日本に住んでいることを証明するための書類で、住民票にはマイナンバーが記載されていないものを用意します。
- 証明写真(縦3cm×横2.4cm)
- 申請日の6か月以内に撮影されたもの。
4. 手続きの流れ
次に、運転免許書き換えの具体的な手続きの流れを説明します。
1. 事前予約
日本の運転免許試験場での手続きは、事前予約が必要な場合があります。予約方法は各都道府県の運転免許試験場のウェブサイトを確認するか、直接問い合わせて確認します。特に都市部の試験場は混雑しているため、早めに予約を取ることをお勧めします。
✔千葉幕張免許センターでは、以下なります。
◆「原動機付自転車」について
当日の書類審査と簡単な筆記試験のみでその日に免許の書換えができます。
◆「普通自動車免許」について
初日は書類審査と、簡単な筆記試験です。合格すれば実技試験の予約をとることができ、後日試験を実施します。
千葉幕張免許センターは予約が必要ありません。
平日の
午前 8:30~9:00まで、
午後 13:00~13:30まで
です。
午後は混むので午前中に行くことをお勧めします。
8:30前から受付してくれているので早く済ませたい
方は早めに行くことこともお勧めします。
2. 必要書類の提出と審査
書き換え手続きの際、上記の必要書類を運転免許試験場に提出します。特に、インドネシアの免許証の有効性や滞在歴についての確認が行われるため、書類の不備がないように注意しましょう。
ここで帰される人を何度も見てきました。
インドネシア人が日本語を上手く話せない・理解できないレベルであれば
絶対に付き添いは必要です。
3.申請場所(千葉県幕張免許センターの場合)
申請場所の番号は10番です。
4. 適性検査
書類審査の後、視力検査や聴力検査などの簡単な適性検査が行われます。これらの検査は、日本の運転免許を取得するために必要な基準を満たしているかを確認するためのものです。
5. 筆記試験
インドネシアの運転免許証を日本の免許に書き換える場合でも、日本の交通ルールに関する筆記試験を受ける必要があります。この試験は、基本的な交通法規を理解しているかを確認するためのもので、試験内容は日本語で行われます。ただし、免許センターによっては、多言語対応の知識確認テスト問題が用意されていますが、それぞれの免許センターで用意されている言語が異なるため、事前確認をする必要があります。
簡単な問題ですが、日本語での○×問題のテストに解答します。
10問中、7問以上の正解で合格となります。
千葉県幕張免許センターではインドネシア語
のテストがあるので安心です。
6. 実技試験
一部の国とは異なり、インドネシアの免許証書き換えの場合、通常は実技試験が免除されます。ただし、個々のケースによっては実技試験が求められることもあるため、試験場の指示に従いましょう。
7. 免許の交付
全ての手続きが完了すると、その場で日本の運転免許証が交付されます。免許証を受け取るまでに要する時間は、試験場によって異なりますが、通常は即日交付される場合が多いです。
5. 費用
運転免許の書き換えには以下の費用がかかります:
- 日本語翻訳の費用:JAFでの翻訳費用は約4,000円です。
- 手数料:試験場での手続きにかかる手数料は約4,200円です(視力検査や筆記試験を含む)。
- 写真代:証明写真を撮影する場合は数百円から千円程度です。
合計で、おおよそ1万円前後の費用がかかると考えておくと良いでしょう。
6. 注意点
運転免許の書き換えに際して、いくつかの注意点があります:
免許証の有効期限に注意:
インドネシアの免許証が既に失効している場合、日本での書き換えはできません。事前に母国での免許証の有効期限を確認しておきましょう。
日本語の理解:
筆記試験は日本語で行われるため、基本的な日本語の交通ルールや標識について理解しておくことが重要です。試験問題は比較的簡単ですが、日本語に不安がある場合は事前に勉強しておくと安心です。
試験場の違い:
各都道府県の運転免許試験場によって手続きや予約方法が異なるため、手続きを行う試験場の情報を事前に確認しておくことが重要です。
7. まとめ
インドネシア人が日本で運転免許を取得するためには、母国の免許証を日本の免許証に書き換える手続きが利用できるため、比較的スムーズに取得することができます。必要な書類を揃え、適性検査や筆記試験をクリアすれば、日本での運転が可能です。運転免許証の書き換え手続きは一見複雑に感じるかもしれませんが、ポイントを押さえれば問題なく進められるでしょう。
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