事業計画及び企画設計スキル
企画設計スキルとは、自分のアイデアをロジカルに考え、実際に形にしていくスキルです。実際に形にするとは、資料を作成するということになります。
オフィスワーカーのみなさんの大半の仕事は、資料作成となっているのではないでしょうか?しかし、資料作りは大変重要である反面、この時間は売上げには直接結びつかない作業ですよね。
そのため、出来るだけ効率よく・早く作成できることが望ましいです。
そこでこの記事では効率よく資料作成ができるコツを解説していきますので是非参考にしてみてください。
まず初めに会社で作成する資料として大きく分けて、下記3点があると思います。
- クライアントへの提案資料(今回解説)
- 社内への提案資料
- 投資家への提案資料
3点のうち今回は、よりみなさんに効果的なクライアントへの提案資料を解説していきます。
資料作成する前に
まずは資料作成するにあたって誰に・何を意識して作成しなければいけないのか?を考える必要があります。
あなたがプレゼンをする場合、その相手の8割ぐらいは決裁者ではありません。
そのため、提案を受ける側が後日上司(決裁者)に報告(説明)しやすいような資料を作成することが重要です。それにはわかりやすく、かつ説明しやすい資料作成が必要となります。
クライアント資料作成の具体例
資料の構成は下記の順番で作成しましょう。
- AGENDA(目次)
- 結論
- 課題の定義
- 課題解決のスケジュール
- 課題毎の解決提案
- 結論
- コスト比較
- お見積り
上記の構成に沿って資料作成していくと非常にわかりやすくなります。
またこの構成は、全てのクライアントに有効ですので、毎回この流れに沿って作成することによって効率よくいい資料作成が行えるようになります。
それでは各項目ごとに説明していきます。
1.AGENDA(目次)
資料の最初に目次を書くことを忘れないでください。
また、なるべく資料の左側に常にこのAGENDAを載せるようにしてください。そうすることでお客様がプレゼン中今どこを説明しているか迷いにくくするためです。
2.結論
まず初めに結論を伝えることにより、お客様が聞く耳を持ってくれるようになります。
3.課題の定義
提案前に調査したお客様の課題を説明しましょう。課題を伝えることでお客様に問題意識を持ってもらいながら説明を聞いてもます。
4.課題解決のスケジュール
課題毎のスケジュールを説明します。いつまでに、何を達成するかなど期限と目標を明確に説明します。
5.課題毎の解決提案
先ほど出した課題毎の解決策を説明してきます。
このときスケジュールを使ってどの期間でやっていくかなどをわかりやすく説明すると効果的です。
6.結論
ここでクライアントに再度思い出させるため結論を伝えます。
7.コスト提案
他社や、他のサービスとの比較をしてあげます。
冒頭にも説明したように、あなたが説明をする相手は決裁者ではない場合がほとんどです。そのため、相手の作業を減らしてあげるためにも、自社のコストと他社のコストを比較してあげることが有効です。
また、他社よりコストが高い場合は、高くても自社の方がメリットがあることを伝えましょう。
8.お見積り
費用の内訳を説明しながら提示しましょう。
まとめ
- 企画設計スキルとは、資料作成のこと。
- あなたがプレゼンをする相手は決裁者ではない。
- プレゼンの相手が、決裁者に説明しやすい資料作成をすること。
- 資料は売上げにならない。効率よく作成するためフレームワークを活用すること。
- 目次➤結論➤課題の定義➤課題解決のスケジュール➤課題毎の解決提案➤結論➤コスト提案➤お見積り
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